新卒で就職した方や、部署が変わって新しい仕事を始める方、転職で仕事が変わった方、あるバイトやパートを始めた方は経験のない仕事を覚える必要がありますよね。
このブログも検索ワードで「仕事 覚え方」などでアクセスしてくださる方がいらっしゃいます。皆さんご苦労なさっているようですね。
そこで今回は、私が実践して新しい人に教えてきた仕事の覚え方を紹介します。
はじめに
まずは、「やり方をきちんと覚えて、作業をこなせるようになること」を目指します。
作業の意味や役割が気になる方がいると思いますが、最初は理解できない場合が多いと思いますので、後から学べば大丈夫です。
また、自分が良いと思ったやり方でやらずに、教えてもらったやり方でやりましょう。
マニュアルがある場合も同様に書いてある通りにします。
なぜならば、教えてもらうやり方やマニュアルは、何年も掛けて受け継がれている、作業の正確性や効率を追求した「ベストな方法」であることが圧倒的に多いからです。
やり方やマニュアルに穴があることに気づいたら、後で相談して改善するようにしましょう。
それでは仕事の覚え方に入ります。
ポイントは、イメージ・メモ・質問の3つの繰返しです。
ステップ1.しっかり見聞きする
最初は教えてくれる人の顔と、指し示すものなどをよく見て、説明を聴くことに集中しましょう。
仕事をする場面をイメージしながら、ポイントになる大事なところはノートなどにメモを取り、わからないところは質問し、またメモを取ります。
詳しいやり方を以下に紹介します。
1.イメージする
実際に自分が仕事をする場面をイメージしながら説明を聴いてください。
スポーツなどでも、イメージトレーニングをするって耳にしますよね。
イメージすることで、気をつけたほうが良いことやわからないことが思い浮かびます。
2.メモを取る
忘れそうなところや、ポイントはメモを取ります。
メモを取る目的は、教えてもらったことを思い出すきっかけを作り、最終的にメモなしで仕事をできるようにするためです。
仕事を覚えられない人は、メモの取り方が上手でない場合が多いです。
メモを後で見てわかるように書いておらず、結果として何度も聴き返すことになってしまいがちです。
コツは、説明を一字一句全部メモしようとしないことです。
一字一句書こうとすると時間が掛かる上に肝心なことが抜けてしまい、後で見て何を書いているか、どこがポイントなのかわからなくなる原因になります。
そこで、メモは箇条書きにして、ポイントとなるキーワードに下線を引いたり四角で囲ったりして印を付けます。
印を付けてあるキーワードをきっかけにして、後で思い出すことができます。
メモを取ったら説明を思い出しながら、読み返しておくと良いでしょう。
3.わからないところは質問する
まず、自分が仕事をするところをイメージしながら何がわからないかをはっきりさせます。説明を聴きながらの場合はざっとで構いません。
何について聞きたいかを相手に理解してもらうために、言葉の意味や手順、説明がなかった細かい部分など、はっきりとさせてから質問をしましょう。
また、質問をしたら項目1の要領でメモを取り、読み返します。
ステップ2.実際にやってみる
記憶とメモを頼りに、まずは手順などをイメージします。
イメージを元に作業してみて、わからないところはメモを見ます。
それでも途中でわからないことがあったら、教えてくれた人に質問して、メモを取ります。
この段階でメモに抜けがなくなり、メモを見れば仕事ができる状態になっているはずです。
ステップ3.繰り返して覚える
イメージをしながら作業をしつつ、わからないところはメモを見て、何度も繰り返します。抜けがあると感じたら、質問をしてメモを取って補います。
メモを見なくても一連の作業ができるようになったら、完璧に仕事を覚えたということです。
作業の意味を聴いたりして、次のステップに進みましょう。
メモ帳はA6ノートがオススメ
メモ帳は必要なときにサッと取り出せると便利なので、A6サイズのノートをオススメします。私は作業着で仕事をしていたので、胸ポケットに入れていつでも出せるようにしていました。
使っていたのは定番のキャンパスノートです。
最近はドット入りのものもありますね。回路図や配線図、グラフなど図表を書くことが多い場合はオススメです。
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