ファイブスター物語16巻ネタバレ感想・後編

駄散文
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セントリーライブが敵を焼き払ってから高次元の世界が三次元の世界に作り変えられ、ポーターを始め、ツバンツヒやマドラが簡単にバラバラにされてしまいますが、これはフロートテンプルにデコースやボスヤスフォートが攻め込んで来たときを彷彿とさせます。

ラキシスも攻撃を受けますが、藍色の髪とファティマスーツを纏った真の姿になって抗戦します。素手の攻撃1発がMTBという規格外の威力に加え、懐園剣やMGPの都市殲滅兵器を使って敵を殲滅しますが、攻撃が効かない相手が残っていました。次元回廊とかも懐かしいですね。

ラキシスが捕まっていよいよヤバいというタイミングでジョーカーが現れますが、敵の攻撃を受けて、ジョーカー宇宙の想像者であるにも関わらず、7本指の手と一緒にすぐにやられてしまいます。

絶体絶命のピンチになったタイミングでショウメがラキシスを守り、女神のシルヴィスが現れます。実は相手がタイカの熾権使で、コンサートウェポンことMMTデモンを呼び出します。デモン来た―!!MMTはマジカルミューテーションの略でしたね。しかも懐園剣を持っています。

これに対抗するため、シルヴィスがマンティコアとクフィル・インペリューンを呼び出します。早期から存在が知らされているデモン、マンティコアとクフィル・インペリューンがついに本編に登場して戦うのは胸熱展開ですね。

カレンも現れ、MGPとの絡みがありますがほとんど何もしません。何しに来た…。

クフィルを戻したシルヴィスの呼び出しに応じて天の川銀河から来たタラバチの神マニウが現れますが、インド神話に登場する軍神のようですね。カレンが説明する通り以前も浮遊城に登場。

マニウ - Wikipedia

いでよ!最強の…ラキシスのしもべよ!ということで、何が出るかと思ったらすえぞうでした。前フリのネタなので、この後に式神オフェロス・ビュランコートとして成体のすえぞうが登場し、デモンを消滅させます。

オフェロスの攻撃の後、懐園剣が鞘に戻り、大ボスのルシファ・センタイマが姿を現します。存在は明らかでしたが、ついに登場しましたね。三次元での世界でラキシスの力がどれほどか知るために、わざわざ高次元から三次元の星に変えたようです。

アマテラスのいい加減な性格を受け継いでいる懐園剣がルシファの手に渡り、もうヤバいというところで、懐園剣雄を手にとってマキシが登場。シルヴィスの夫でファーンドームの星王、つまり神として現れました。

マキシの服に「滅」と書いてあって、これは父カイエンがクリスティンとユーゾッタの腕を試す戦いの際に身につけていた着物のオマージュでしょう。これを知っていると胸熱です。クーンも出てきて、本当にオールスターキャストです。

マキシの名乗りも最高でした。「バランシェ・ファティマ46番 ミラージュ騎士団 剣聖」も並べると圧巻ですが、「マキシマム・カイエン」に痺れました。うおおおおおお!!!これまで父のカイエンに関する描写がなかった気がするので、メチャクチャ熱くなりました。

ルシファとマキシのお互い懐園剣を持った一騎打ちですが、マキシの斬撃で決着がつき、ルシファが幕引きをします。ラキシスの力を見たかったからということですが、メチャクチャやりすぎて引きます。結局元に戻しますが、ここもFSSならではですね。

今回ラキシスが相手が全知全能神の天照大御神でも世界に干渉する者には抗うという言葉があり、これがマジェスティック・スタンドで今のストーリーのコアだということが分かりました。

カレンたちがモーターヘッドからゴティックメードに変更したことも明らかになりました。不具合が1つ残っていて、モーターヘッドの名前を覚えている者がひとりだけいるらしいですが、私の予想では複数の情報体を持ち、記憶が復元したアウクソーかなと思っています。

次元航行戦艦のザ・ウィルも姿を変えて登場しました。F型ファティマが初登場しますが、ファティマから生まれてそのファティマが影響を受けた者の容姿や性格を受け継ぐという、未来すぎる設定で驚きました。巻末の説明でのパワーゲージが3A以上と今までのファティマを超えています。以前ラキシスが言っていた「その時が来たら生みます」の通りになりました。

今巻は超展開すぎて頭が追いつかない状態ですが、何度も読んでついていこうと思います。

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