冷やしイタリアン試作
何年も前から構想を練っていたというか思い付いて、やってみたかったけど工程を想定すると面倒なので作っていなかった、冷やし中華のパスタバージョン「冷やしイタリアン」を今日ようやく試作してみました。
具は薄焼き卵、ズッキーニ、生ハムで、タレはバルサミコ酢を使用しています。下の冷やし中華のレシピをベースにアレンジして作ってみました。
1.タレの仕込み
まずはタレを仕込みます。上のレシピを元に、調味料の量は感覚で適当に調整しました。ショウガは和風になるので除外。
- 醤油:大さじ1.5
- バルサミコ酢:大さじ1
- 酒:小さじ1
- 砂糖:小さじ2
- 水:10mL
- オリーブオイル:小さじ1
- レモン汁:小さじ1/3
醤油とバルサミコ酢を鍋orフライパンに入れて煮きってアルコールを飛ばし、粗熱が取れるまで放置します。粗熱が取れたら、他の材料をよく混ぜて冷まします。
2.薄焼き卵
次にオリーブオイルで溶き卵を焼いて、薄焼き卵を作ります。今日はひっくり返して折り目が付いて失敗しました。
したがって強火で焼き始めて、ある程度火が通ったら弱火にして蓋をして、上面が固まるまでじっくり火を入れて、ひっくり返さないほうが良かったです。こちらも粗熱が取れるまで待って、適当な大きさに切りそろえます。
3.生ハム
適当な大きさに切るだけですが、途中でちぎれてしまい、縦長に切るのが結構難しいです。一気に切れて楽だと思ったので重なったまま縦に切ってしまいましたが、1枚はがして切りそろえたほうが良かったかもしれません。
4.ズッキーニ
縦長に切りそろえてから、オリーブオイルで適当に炒めます。
途中でタレにニンニクを入れたほうが良いと思ったのでスライスして追加し、ニンニクの香りが移ったオイルをタレに加えました。
5.スパゲティ
1.2mmくらいの細いほうが冷製に向いているみたいですが、常備している1.6mmを使いました。レシピの通りに茹でてから流水で冷やして粗熱を取り、氷水で締めました。食べたら硬かったので、茹で時間を1分増やしたほうが良さそうです。
6.盛り付け
締めて水を切ったスパゲティを皿に盛って、他の具材を上に乗せました。彩りに夏らしくミントの葉を添えて映えを狙っています。我ながら綺麗にできて感動。
7.仕上げ
最初に作ったタレを回しかけて、コショウを振ったら完成です。
感想とまとめ
まあまあ美味しくできたように思いますが、タレが甘すぎるように感じたので砂糖は入れないほうが良かったです。
前述の通りスパゲティが思ったより硬く、飲み込みづらかったです。何で冷製パスタは細いのか、理由を「心で」理解しました。
ズッキーニと薄焼き卵は味がほぼ無味だったので、何らかの味付けが必要でした。
イタリアンっぽさが若干足りなかったので、トマトを入れると良かったかもしれません。手間はかかりますが細かく切ったカプレーゼとかトマトソースのラグ―もアリかも。
ニンニクを忘れいたので、これはタレ仕込み時にまずオリーブオイルでニンニクを炒め、そのあと他の材料を加えると良かったと思います。また、みりんがなかったので、醤油の代わりに麺つゆのほうが良かったかも。
タレを冷やしていなかったので、冷やしではなかったのが痛恨のミスの気がします。
タレ改良案
- オリーブオイル:大さじ1
- ニンニク:半かけ
- 麺つゆ:大さじ1.5
- バルサミコ酢:大さじ1
- 酒:小さじ1
- 水:10mL
- レモン汁:小さじ1/3
タレは食べる2時間前には仕込んでおいて、粗熱を取って冷蔵庫で冷やしておく。
その他改善点
- ズッキーニと薄焼き卵に味付け(例:バターで炒める)
- 細いスパゲティ(スパゲッティーニ)を使う
- スパゲティは1分長く茹でる
- 具材にトマトを追加
- 盛りつけ後、30分くらい冷やす?
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