冷やしイタリアンほぼ完成版
3日前の試作を経て、今日改めて冷やし中華のイタリア食材バージョンの「冷やしイタリアン」を作りました。
1.パスタはカッペリーニに
大きな改善点としては、パスタを1.6mmのスパゲティから0.9mmのカッペリーニにしました。しかも業界御用達のディ・チェコでコシが違います。
2.ズッキーニ
ズッキーニは前回切った長さがちょうど良かったので、切れ端をそのまま採用して細切りにして、オリーブオイルで炒めました。前回に比べて細切りの精度が落ちているような気がしますが、暑さのせいです。
3.薄焼き卵
薄焼き卵は、前回ひっくり返して折れ曲がってしまったので、返さないでそのまま火を入れて仕上げました。丸いフライパンで焼いたので、四角に切ってから細切りにしました。
4.生ハム
生ハムは前回重なった状態から細く切ろうとしたところ千切れてしまったので、2枚剥がしてから端を切り落として、細切りにしました。包丁をあまり動かさずに刃元と刃先をそれぞれ振動させるように切ると千切れませんでした。こんなことを覚えても他に使う場面はありません。
5.ミニトマト追加
前回彩りが寂しかったので、ミニトマト3個を4つに切って配置しました。実食の感想にも書きますが、塩をするかマヨで味付けしたほうが良かったです。あるいはモッツァレラチーズとバジルでカプレーゼにしても良かったかも。
6.タレ
前回のものを取っておいたのでそのまま流用しましたが、作ってみたい奇特な方向けに改良版のレシピを出しておきます。
- オリーブオイル:大さじ1
- ニンニク:半かけ
- 麺つゆ:大さじ1.5
- バルサミコ酢:大さじ1
- 酒:小さじ1
- 水:10mL
- レモン汁:小さじ1/3
オリーブオイルでみじん切りorすりおろしたニンニクを炒めて香りを移して、麺つゆ、バルサミコ酢、酒を加えて軽く沸騰させて煮切り、火を止めたら水とレモン汁を加えてよく混ぜ、粗熱を取って冷蔵庫で冷やしておきます。具材とパスタを調理する2時間前くらいに仕込むのが吉です。
7.盛り付け
ミニトマトのカットまで終わってから、カッペリーニを標準茹で時間より30秒長い2分半茹でて、流水→氷水の順で締めて、水切りをして盛り付けました。さらに上で調理した具を乗せて盛り付け完成です。綺麗に並べるのにメチャクチャ疲れました。
8.タレをかけて実食
具を盛り付け終わって、タレをかけて実食しました。
前回の試作と同様、不味くはなく、そこそこ食べられるものの感動するほど美味しくはない、というのが正直な感想です。
パスタを細くしたのと茹で時間を長めにしたので食べやすくはなりました。今回の最大の失敗はミニトマトに味付けをしなかったことで、全体的に味が薄まってしまいました。生ハムだけ感動的に美味しいんですが、単に生ハムが美味しいだけという悲しい結果になっています。
タレの味で全体的に決まるので、他にも卵をアンチョビで炒めたり、ズッキーニをバターで炒めたりなど、味が複雑になるように工夫したら良かったかもしれません。また、タレも少々薄く感じたので、どうせなら最近ハマっているセロリを入れて深みを出しても良かったと思います。
何年か前に思いついてから、ここ数年間ずっとやりたいと思っていてようやく実現できたので、嬉しいんですが味は労力の割に大したことはなく、ネタ以外の要素がほとんどなくて残念でした。もうちょい工夫すればマシになりそうな気はしますが、もう気力が尽きたのと、とりあえずやってみて満足したのでおそらく今後は気が向いたら年に1度~2度くらい作る感じになり、定番メニューに加わることはないでしょう。
たぶん今ふと思いついた、冷製にしない生ハムor鴨スモークとセロリのスパゲティのほうが手軽で圧倒的に美味しい気がするので今度作ってみます。
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