先日、母から譲り受けた(こう書くとアレですが生きています)コーヒーメーカーの調子が悪くなったので新調しました。
検討段階で、ハリオ(ガラスの王=玻璃王が由来だそうです。格好いい!)の珈琲王2にしようかと迷いましたが、Amazonの在庫がなく、マケプレで倍近く値上がりしていたので諦めました。珈琲王3が出たら買うかも。
そこで、レビューを見て良さげだったカリタのET-102を購入しました。
ドリップと保温の機械に、プラ製ドリッパーと小さいサーバーが付属した製品です。結論から言うと、サーバーに少々難ありなものの、タイトルに書いたようにハンドドリップにも使える上にドリッパーを換装可能なので、拡張性が高く期待以上の製品でした。
フィルター10枚とスプーンが付属しているので、購入して粉を入手すればすぐに使えます。
デメリット:サーバーが小さく使いづらい
まずデメリットから挙げると、サーバーが小さく、取り回しがあまり良くないので若干使いづらいです。
出来上がったコーヒーを注ぐ際、サーバーの口がすぼまっているので思い切り傾けないと最後まで注ぎ切れないのが難点です。また取っ手が小さいので、慣れの問題かもしれませんが結構な頻度でサーバー本体に手が触れて熱い思いをします。
官能的にハンドドリップを再現
ドリップに関しては、これまで使っていたコーヒーメーカーでは単純に沸騰した蒸気がフタに溜まって、冷めたお湯がポタポタ落ちるだけでした。本機はハンドドリップを再現すべく、シュゴゴゴ…プシャー!と汁がほとばしる感じで官能的にドリップを行います。※個人の感想です。
ドリッパーが換装可能かつ、ハンドドリップも可能
構造的に、機械部分以外はサーバーにドリッパーが乗っているだけのシンプルな構成なので、ドリッパーの換装やハンドドリップが可能で、拡張性に夢が拡がりまくります。
例えば、同じカリタでも伝説の勇者の称号を持つ陶器製のフィルターにしたり、
ハリオのV60ドリッパー&フィルターの組み合わせにしたり、
ステンレスフィルター(兼ドリッパー)を使ったり、といったことが可能です。
また、機械から外してサーバーとフィルターのみでハンドドリップを行うこともできるので、自由自在かつ可能性は無限大といえるでしょう。
したがって
「そして でんせつが はじまった!」とか、
「コアチェンジ!カリタ to ハリオ!!」とか、
「ワシのドリップに紙など無用!!」とか、
「淹れてみせる!俺のこの燃える手で!!」等、
いろいろ胸アツなドリップを楽しめること請け合いです。
オススメの粉と淹れ方と保存方法・ソイラテのレシピ
ネタはさておき、ここ2年ほど常飲しているオススメの粉および淹れ方と保存方法をお伝えします。
オススメの粉は「ちょっと贅沢な珈琲店」
オススメの粉はAGFの「ちょっと贅沢な珈琲店」です。
味のバランスが良く、雑味が少ないことに加えてコスパが最強クラスです。苦味や酸味などの際立った個性は感じませんが、無難な香りと味だと思います。
以前はパントリーでもっとお得な1kgのパックを購入していましたが、後述のコーヒーキャニスターに入り切らず、いちいち100均の留め具をつけ外しするのが面倒になり、320gをキャニスターに入れる運用に変更しました。
初期投資に加えて、場所を取っても構わないのであれば、1kg+キャニスター×3の運用もアリです。
コーヒーキャニスターで鮮度をキープして保存
粉を買って先代コーヒーメーカーを使い始めたとき、保存に便利なコーヒーキャニスターなる容器を見つけてゲットしました。
今は在庫がないので、同容量のこちらをどうぞ。
ソイラテのレシピ(マグカップ1杯分)
いつも飲んでいるソイラテのレシピを紹介します。ソイ=大豆、ラテ=牛乳なので豆乳だけしかなく、コーヒーはどこいった?と思いますが、そこは良しとしましょう。
- ちょっと贅沢な珈琲店の粉:8g(20cc:小さじ4杯分)
- 水:270~280ml
- 豆乳:適量
- フィルターをセットしたドリッパーにコーヒーを計量して入れます。
- 水をコーヒーメーカーに入れてスイッチオン!
- ドリップが終わって音がしなくなったら、サーバーからマグカップに注ぎます。
- 豆乳をマグカップに注ぎます。ドバっと入れて跳ねないように注意!
- 混ぜたら完成!
この粉が濃く出るみたいなので、基本的なレシピより薄めです。また、コーヒーと豆乳の量は、好みに合わせて調整してみてください。
自家焙煎の深淵もあなたを覗いている
コーヒー通にとって、生豆を自家焙煎するのが究極の楽しみ方だと思います。以前はkg単位でしか買うことができませんでしたが、近年はお試しセットが増えてきて喜ばしい限りです。
生豆の状態では長期保存が可能で、焙煎したときから酸化が始まって劣化するというのを「月3万円ビジネス」で読んでから、いつかやってみたいと思っていました。
書籍に登場する焙煎機も売っています。
上の焙煎機がお高いので調べたところ、銀杏を煎る網が焙煎に使えるようです。
カリタのミニミルを持っているので、近日中にチャレンジしようと思います。
焙煎方法については、キーコーヒーのサイトに載っています。
まとめ
価格がそれほど高くないので心配でしたが、サーバーが小さいことを除けば、シンプルな作りゆえにドリッパーの換装やハンドドリップも可能で、水を入れたら待っているだけでドリップしてくれるのは改めて便利だと思いました。
カプセルをセットするタイプのサーバーに比べて、圧倒的にコスパが高いのも大きなメリットなので、気軽に本格的なドリップコーヒーを楽しむにはオススメです。
コーヒー熱が高まってきたので、近いうちに生豆の自家焙煎にも挑戦しようと思います。
知識を深めるのに下の本が非常に良かったので、全力でオススメします。
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