ドラクエの日

駄散文
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本日5月27日はドラクエの日です。1986年の今日、国民的RPGのシリーズ1作目となる「ドラゴンクエスト」が発売されたので記念日になっています。

ドラクエシリーズは現在までにナンバリングタイトルがXIまで出ていて、XIIも昨年発表がありました。また今年の夏には「ドラゴンクエストXオフライン」が発売されます。

私はリアルタイムでIからXIまでの全タイトルをプレイしていていますが、Iが発売されたのは高校1年のときで、発売日を過ぎてから小遣いが貯まった6月に近所の東急ストア(閉店済み)で普通に売っていたので購入しました。並ばないと買えなくなったのは次のII以降で、最初はそれほど話題にはなっていませんでした。

ドラクエは最初週刊少年ジャンプというか当時編集長だったDr.マシリトのモデルとしておなじみの鳥嶋氏が企画していていますが、今や国民的作品の「ドラゴンボール」の鳥山明先生とPCやファミコンのアドベンチャーゲーム「ポートピア連続殺人事件」の堀井雄二さんのタッグということでジャンプの誌上で特集記事が組まれていて、当時既にジャンプを購読していた私は最初からメチャクチャ期待していました。

そんな経緯で実際にプレイしてみたら期待以上に面白く、私と同じくジャンプを読んで買ったクラスメイトとどこまで進んだかをよく話していました。ラダトーム城にある太陽の石で先を越されて、悔しかったのを覚えています。

しばらく不思議だったのが、ジャンプの袋とじゲームコーナーの「ファミコン神拳」に登場する、ゆう帝、ミヤ王、キム皇の3人がドラクエのゲーム内に登場してセリフを言うことで、なんでこんなコネがあるんだろうと思っていました。

蓋を開ければ何のことはなく、ファミコン神拳最終回で正体を明かしたんですが、ゆう帝=堀井雄二さんでした。制作者なら好きにセリフを入れられるのは当たり前ですよね。また、ミヤ王もメタルマックスシリーズの生みの親である宮岡寛さんだったりします。

正体を明かす前にファミコン神拳でレビューしたオセロのコーナーで、ゆう帝がメチャクチャ強くてソフトが弱すぎみたいなコメントがあり、頭の切れる人というのはわかったんですが、あと一歩のところで気づかなかったので少し悔しかったのを覚えています。今なら一発で気づくと思いますが、我ながらあの頃の私は純真で可愛かったと思います。

話は戻ってこうして始まったドラクエですが、Iが発売された8ヶ月後の1987年1月26日にはIIが発売されます。ドラクエのようなビッグタイトルとなると開発に数年掛かるような現在においては到底考えられない開発スピードで、ファミコンが低容量かつ扱えるのが2Dのみで開発の規模がそれほど大きくなかったとはいえ、IIはハーモニクスというエコーのように音楽が響く技術を採用しているので、結構すごいと思います。

現在ではオンライン版のXが継続サービス中で、いつか復帰しようと思っていますが、8月5日の発売日と同時に狂ったように廃人プレイを行い、2週間で最初のラスボスを倒しつつ、50万ゴールドためて家も買いました。さすがに仕事に支障を来しそうになって10月にやめた経緯もあり、どうしようか迷っているうちに10年経とうとしています。ちなみにXは運良くβテストに当選し、非売品のβテスト版のソフトを持っているため、これは末代まで家宝にします。

現在の最新作はXオフラインが発売されるまでXIですが、発売された2017年に父が肺炎で入院したのでよく覚えています。生死を彷徨いましたが奇跡的に回復し、退院日を最速の発売2日前に決めたら弟にドラクエXIのためだとバレましたが、おかげで思い切りプレイできたので良かったです。XIはドラクエの集大成的な作品で、勇者とは何かというテーマを深掘りしていて非常に好きです。エンディングが最高ですね。

そんなこんなで30年以上遊び続けているドラクエですが、XIIも非常に楽しみにしています。

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