卵祭り
先日買った卵の消費期限が迫ってきたので、昨夜と今日にかけて卵を使った料理を作りました。
まずはツナとタマネギのスクランブルエッグです。
最初ニンジンを使い切ろうと思って、バーニャカウダソースを作ろうとしてニンニクをすりおろしてオリーブオイルで炒めようと思ったところで肝心のニンジンがフニャフニャでヤバいと感じたので泣く泣く捨てました。
仕方ないのでタマネギを刻んで炒めつつ、ツナ缶を投入して水分を飛ばしてから卵を加えて炒めました。適当に作った割にはそこそこ美味しくできました。
卵の消費期限を見たら22日だったので、本格的に使っていこうと思って次はシーフードオムレツっぽい何かにしました。
冷凍シーフードを適当にオリーブオイルで炒めて、途中で料理酒を加えて臭みを抜き、オイスターソースで味付けして卵で閉じたらできあがりです。こちらも余り物で適当に作った割には美味しかったです。
今日の昼はトマたまスパゲティにしました。
ニンニクとタマネギを刻んでオリーブオイルで炒め、タマネギが透き通ってきたらカットトマト缶半分を入れて強火にしたら、スパゲティを茹で始めます。
茹で時間残り2分で卵を加えて、適当な硬さになるまで火を入れ、隠し味に麺つゆ小さじ半分を入れて、茹で上がったスパゲティとよく混ぜたら完成です。これは中華料理のトマトと卵の炒めものにヒントを得た定番メニューで、トマトの酸味と卵のコッテリした味がマッチして美味しいです。
アストリッドとラファエル 文書係の事件録
最近メチャクチャハマっているドラマがNHKで毎週日曜に放映している「アストリッドとラファエル」です。
フランスの作品で、番組紹介には「論理的で繊細な頭脳派の文書係アストリッドと直感的で大胆な行動派の警視ラファエルの正反対の女性バディが、絶妙のコンビネーションで難事件を解決するフランス発の犯罪ミステリー。」とあります。
アストリッドは自閉症スペクトラムで、賑やかな場所が苦手だったり、物を整然と置かないと落ち着かなかったり、予定外の出来事に対処するのが難しかったりと日常生活を送る上で様々な困難を抱えているものの、ラファエルはアストリッドの能力を認めた上で彼女の特性を理解しようと歩み寄っていて、アストリッドが少しづつですがラファエルを信頼していく過程が丁寧に描かれています。
ネタバレになってしまいますが昨日の放送では、冒頭ではすべてが整然としていて静寂な聖域である自分の部屋にラファエルを入れられないことをインターフォン越しに謝罪するアストリッドですが、ラストではずっと「コスト警視」と呼んでいたところを「ラファエル」と名前で呼んで、部屋に招き入れるシーンに胸が熱くなりました。
また、アストリッドは日本の文化が好きなようで、月曜の出勤前に日本の食材を扱うタナカさんの店に必ず行って買い物をしていたり、自室で鉄瓶でお茶を淹れていたり、資料を広げて考えを整理する「紙の部屋」で畳を敷いていたりするので、親近感を覚えます。
このドラマを観ているとアストリッドの物言いがとにかく直接的かつひたすら論理的なので、初見だと参ってしまいそうですが、逆に言うと我々定型発達のほうが感情に配慮しすぎる余り、回りくどくて面倒なコミュニケーションを取っていると感じていて、実は慣れたら誠実で話が通じやすいので付き合いやすいんじゃないかと思い始めています。
上のページで全10回と知ってしまい、あと2回しかないとは寂しくてたまりませんが、最後までしっかり見届けようと思います。
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