鴨のカルボナーラ風スパ・シン・ウルトラマン

駄散文
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鴨のカルボナーラ風スパ

今日は冷蔵庫を見たら合鴨のスモークの残りがあったので適当に作りました。

まずはニンニクとたまねぎをみじん切りにして、オリーブオイルで炒め、合鴨のスモークを5mm幅に4枚切ってから、縦横で5mm角というかみじん切りにしたらフライパンに投入して油なしで火を通します。

お湯が湧いたらスパゲティを茹でつつ、フライパンにコショウを振り、茹で時間が残り2分になったらフライパンの火を止めて、卵を割り入れてよくかき混ぜます。麺つゆ小さじ1を加えてさらに混ぜます。

スパゲティが茹で上がったらお湯を切ってフライパンに入れ、混ぜながら弱火にして卵が好みの硬さになったらできあがりです。

合鴨スモークの圧倒的な旨味と卵で背徳の味がしますが、青ネギがなかったのが悔やまれます。近日中に業務スーパーで冷凍青ネギを補充する予定です。

シン・ウルトラマン

18日にプライムビデオで公開された「シン・ウルトラマン」ですが、時間が取れたので観てみました。

タイトルが始め「シン・ゴジラ」と出てから「シン・ウルトラマン」に変わるので、同じ世界線であることを示唆していてニヤッとしてしまいました。旧作ぶおける怪獣を本作では「禍威獣」とし、科学特捜隊(科特隊)を「禍威獣特設対策室専従班(禍特対)」としており、読み方は同じでも意味が違う設定になっています。

作劇もシン・ゴジラと同じく、高速の台詞回しとあっという間に消える字幕で、気合を入れていないと全く追いつけない展開となっており、一瞬も目を離せません。

画作りもこだわりが随所に見られ、特に禍威獣が暴れるシーンではCGと特撮が入り混じっていて、あえて1960年代っぽい構図や安っぽく見える効果になっていて、総監修の庵野秀明さんのウルトラマン愛が炸裂しているように感じます。

ウルトラマンの造形も前情報通りカラータイマーをあえて廃して初期デザインを踏襲しつつ、口元にシワがあったり、目の覗き穴をなくしたりなどのブラッシュアップを経て、本作品で呼ぶところの星外人としての佇まいを醸し出しています。マスクの前後の合わせ目があえて残してあるのもポイントですね。ウルトラマンの目は仮面ライダーのような複眼なのか、我々人類のようにカメラ目なのかが見ていて気になったところです。

ウルトラマンの巨大化に関しても科学的に納得がいくような理屈をしっかりと付けていて、しかもこれが最後の切り札になっているところもゾクゾクします。

前から噂になっていた巨大化長澤まさみをこの目で見られて「これが、あの…!!」と名物を見られたような感覚になれて良かったです。

最後に登場するゼットンは、ゼットンでありながらエヴァンゲリオン新劇場版に登場するAAAヴンダーを彷彿とさせるデザインになっていて、最終兵器感がマシマシでとてもワクワクしました。

ウルトラマンと融合する前後で、主役の神永の所作や雰囲気を斎藤工さんが微妙に演じ分けていてメチャクチャ良かったです。あと、長澤まさみさんは顔の造形がいいんだと思いますが、ものすごくフラッシュ映えすると思いました。

キャストは総合的に三谷幸喜さんの映画に登場するような錚々たる面々が、特撮映画に出ているだけで古いオタクの私はありがたいと思ってしまいますが、特にメフィラスの山本耕史さんの慇懃だけど怪しさが漂う感じが、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の三浦義村とも重なって見えて最高でした。

このクオリティだったら、仮面ライダーBLACKSUNのように1時間×10話くらいで見たかったと思いましたが、たぶんリソース的に不可能じゃないかと思うので我慢します。

ラストを飾るエンディングテーマが米津玄師なのは反則級のずるさ(褒め言葉)だと思いました。

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