はじめに
今年からブログを音声入力で書くようになりましたが、音声入力を行うGoogle日本語入力で不便に感じる点がありました。それは、音声入力中は句読点や改行が入力できないことです。句読点や改行を入れようとすると、一旦音声入力を止めて、文字入力のキーボードを出さないといけないのがストレスでした。
そこで、音声入力を行いながら句読点や改行を入力ができるアプリを探してみたところ、思った通りのものが見つけることができました!それが「Edivoice(エディボイス)」というアプリです。
1.音声入力+ボタンで文章を作成可能
EdivoiceはGoogleの音声認識エンジンを利用しているので、高い認識精度はそのままに、句読点や改行などを音声とボタンの両方で入力できるアプリです。冒頭のスクリーンショットを見て頂くとわかると思いますが、音声入力の結果を表示するテキストボックスの下に句読点や改行、記号などのボタンが配置されています。まさにこういうのが欲しかった!!
句読点や改行はもちろん、BSやよく使う記号もあり、音声入力で文章を書く上で充分な機能が揃っています。KEYキーを押すと、表示されるキーが切り換わります。私は多く表示して使っています。
2.余計なスペースが入らない
Google音声入力では話した内容の区切りごとにスペースが入ってしまいますが、このアプリではスペースが入りませんので、テキストエディタなどでスペースを削除する手間が省けます。ただし、アルファベットの単語に関しては前後に半角スペースが入ります。
この記事も、早速Edivoiceを使って文字入力していますが、話し終わったところで句読点と改行を入れることができてとても便利です。
3.辞書登録で単語を追加できる
右上のMenuボタンから設定を開くと、単語の辞書登録を行うこともできます。
単語の登録は、上の変換前の枠に読み、下の変換後の枠に表示したい単語を入力して行います。基本的に部分入力でOKです。まずは「Edivoice」という英語表記が登録されていなかったので、登録してみました。また、よく使う1人~3人、(月)~(日)、1つ~9つ、半角括弧と半角スペース、半角ピリオドなどを登録しました。
4.入力内容をアプリに送ることができる
書いた内容をアプリに送ることができるので、TwitterやFacebook、LINEなどに投稿することも可能です。
メモアプリのGoogle Keepに送ることもできるので、スマホで入力してGoogle Keepに送り、PCからGoogle Keepを開いてWordpressやブログの投稿画面にコピペすれば、ブログ記事の文字部分がほぼ完成します。
5.マッシュルームにも対応、IMEから呼び出し可能
また、マッシュルームに対応しているので、日本語キーボードから呼び出して使うこともできます。
キーボードの文字種を選択するボタンを長押しすると、マッシュルームを呼び出すことができます。
マッシュルームを起動して、Edivoiceを選択すると、Edivoiceでの入力ができます。
アプリや端末によって入力確定で反映されない場合でも、内容がクリップボードに保存されているので、貼り付けを行えばOKです。
5.5.レビューを書いたらお返事が来たので追記
レビューを書いて要望を出したところ、作者の方からお返事を頂くことができました。
アンドゥ・リドゥに関しては機能追加を検討して頂けるようです。嬉しい!
また、足りないと思っていた機能は、私が充分にEdivoiceの機能を理解していなかっただけで、作者の方から教えて頂いたカスタマイズとIMEの呼び出しでカバーできそうなので追記します。
6.黄色キーはカスタマイズ可能
黄色キーは任意の文字列(64文字まで)を割り振ることが可能です。キーを長押しするとボタンに表示文字列と、挿入文字列を登録できます。
私はブログを書くのによく使う”.”・”(“・”・)”・半角スペースと全角コロン “:”を割り振りました。
7.IMEを呼び出して入力可能
桁の多い数字や記号などはキーを打ったほうが早い場合も多くありますが、そんなときはIMEを呼び出して直接キーで打ち込むことができます。
KEYボタンを長押しして、上にフリックするとIMEを呼び出すことができます。
ここまでできるなんて、もはや文章作成では無敵の音声入力アプリですね。
まとめ
今回は音声+ボタンで文章が入力できるアプリのEdivoiceを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
これだけでも神アプリのEdivoiceですが、アンドゥ(元に戻す)・リドゥ(やり直し)があれば、もっと便利になると思います。10月のアップデートでの実装を検討して頂けるそうなので期待!
EdivoiceはAndoroid端末から音声入力でブログやテキストを量産したい人にとって、大きな力になると思います。ぜひインストールして使ってみてください!
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