新型コロナウィルスの影響で、最近リモートワークを始めた方も多くいらっしゃると思いますが、会議等でヘッドセットを使う場面も多々あるのではないでしょうか。
私は2008年4月に起業してから、オンライン(Skype・LINE・ZOOM、まれに携帯電話)でコーチングを行っています。メモを取りながらコーチングを行うのと集中する必要があるので、ヘッドセットは必需品です。
この記事では、仕事道具としてヘッドセットを約12年使ってきた中で行き着いた、選び方のコツをお伝えします。写真で出オチ気味ですがご了承ください。
1.長時間の使用にはオーバーイヤー型が最適
仕事でヘッドセットを使う場合、会議などで長時間使用するケースが多いと思います。チームで作業をする場合は、常時着用ということもあるでしょう。
普通のヘッドセットだと長時間の使用で耳が痛くなるので、耳がすっぽり覆われるオーバーイヤー型のものが最適です。また、オーバーイヤー型の場合は、周囲の音が聞こえにくくなるので、集中しやすいメリットがあります。
2.電池切れや接続不良のリスクを避けるため有線タイプを推奨
現在はBluetoothをはじめ、無線のヘッドセットが多数ありますが、電池切れと接続不良のトラブルが生じるリスクがあります。特に会議やプレゼン中などで自分の発言機会にトラブルが起きると最悪です。これらのリスクを避けるため、無線より有線タイプを推奨します。
私はネット接続もトラブルが怖いので、PCールーター間は有線LANにしているほど有線厨ですが、どうしても無線タイプを使いたい方は、2個用意して電池が切れたら交換して対応するという手もあります。
3.結論:オーバーイヤー型で有線のヘッドセットがベスト
以上を踏まえると、オーバーイヤー型で有線のヘッドセットがベストだと考えます。この条件を満たすのは通常ゲーミングヘッドセットになります。私はロジクールのG35(冒頭の写真)を数年に渡り使用していますが、現在は販売していないのでこちらをオススメします。
このヘッドセットはオーバーイヤー型で、3.5mステレオミニジャックと、PCのオーディオプラグとUSBのアダプタが付いているので、PCはもちろん、スマホでもタブレットでも、どんな機器にも接続可能です。
ノイズキャンセリングマイクなので、相手に雑音が届きにくいところも仕事ではプラスポイントです。おそらく7.1chサラウンドは必要ありませんが、ゲームや映像コンテンツで威力を発揮します。
次点としては、下の製品をオススメします。
G35に近い形でノイズキャンセリングマイクもあり、仕事用としては問題ないスペックですが、USBのアダプタが付いてないので、ノートPCでの使用に難ありかもしれません。また、イヤーパッドがレザー(合皮)なので夏は蒸れそうなので、メッシュに変えることを推奨します。
予備もあると安心
メインのG35はSkypeとZOOMでの通話用として、PCにUSBで接続しっぱなしにしています。スマホでLINEや電話での通話の場合は、予備兼サブとして3.5mmジャックの中国製ゲーミングヘッドセットを使っています。
下の写真のようにスマホ上部の3.5mmジャックに接続して、電池切れ防止にUSBで通電するスタイルです。
既に同じ製品がないので、同価格帯のものを挙げます。
余談ですが、LINEはPC版の受信時の挙動が安定せず、仕方なく通話はスマホを使っているのでなんとかしてほしいです…。それでもメッセージを速く処理できるのでPC版のメリットは大きいです。
4.USB付きのデスク下に止めるスタンドが便利
設置についてもオススメアイテムを紹介します。2台持ちなので置き場所をどうするかの問題がありましたが、昨年便利なスタンドを見つけてデスクに設置したら超快適になりました。
ヘッドセットを両端に2台掛けられて、中央の支柱部分にUSBハブが3ポート付いています。PC前面のUSBポートを使う必要がなくなり、かなりスッキリしました。
一番上の端子はUSB3.0なので、USBメモリはもちろん、HDDやSSDなども高速で接続できます。
5.まとめ
以上、ヘッドセットの選び方を紹介しましたが、まとめると「オーバーイヤー型で有線、アダプタ付属(USB・3.5mm)がベスト、予備もあると最強」ということです。
スタンドはオススメを紹介しましたが、台数やスペースに応じて適宜選ぶと良いでしょう。
この記事を参考に、リモートワークを少しでも快適にするお手伝いができれば嬉しく思います。
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