Kindle漫画3冊99円キャンペーンで「この世界の片隅に」を購入したらプラス729ポイントで超お得だった!

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Amazonで2018年3月から、Kindle版の漫画が3冊まで99円のキャンペーンをやっていたようです。そこで、540円以下の対象の漫画を探していたところ「この世界の片隅に」が対象で上巻・中巻・下巻の3冊構成だったので、セットではなく別々(ここがミソ)に購入しました。

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なんと、上巻(540pt:100%)と中巻(432pt:80%)はポイント還元対象で、下巻も通常の1割(54pt)だったので、計算するとプラス729ptという、非常にお得な買い物をしました!ちょうど対象で未読だったので読みたくて選びましたが、1冊がキャンペーン対象上限の540円なので、これがキャンペーンの利益を最大化する組み合わせかもしれません。

ゲットしたポイントは、待ちに待った「サピエンス全史」の続編「ホモ・デウス」を購入する足しにしました。

「この世界の片隅に」は、アニメーション映画で話題になりましたが、映画も原作も読んだことがなかったので、この機会に読むことができて良かったです。

開戦前に広島で海苔漁を営む家に生まれた主人公のすずが、特別な何かをするでもなく、日々の暮らしを当時の女性として普通に生きる姿を描いています。

すずが呉に嫁いでからは戦争に突入するわけですが、戦時中の暮らしがどんな感じだったかを、悲壮感を出さずに普通の人が暮らしている日常として描いていることも特徴です。戦時中、兵として軍に入らない一般の人たちは、こんな感じで日々を過ごしていたんだなということが感じられます。

情景としては戦争にはなるものの普通の日常ですが、すずの天然キャラが普通の暮らしを普通にしないというか、真面目にやっていてもお笑いになってしまうところがあったり、嫌味が全く通じずに相手があきれたり、辛さを辛いと感じさせません。また、ただ天然キャラというだけでなく、絵を描くのが好きで独特の感覚や繊細さを合わせ持っているので、それが所々でスパイスになっています。

読み進めていくうちに、すずがどんどん愛おしくなってきて、親が娘を見守っているような気持ちってこんな感じなんだろうな、という感覚に陥ります。日常とはいえ戦時中のあれこれや、現代の我々も経験するであろう修羅場的なことだったり様々なことが起こりますが、日頃ほとんど落ち込んだり泣いたりしないすずが、落ち込んだり泣いたりするたびに「うわあああああ~」と心がざわつきます。

話の合間合間に、すずが描いた「鬼いちゃん」という漫画が挿入されますが、これも独特のセンスが光っていて面白いです。

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「この世界の片隅に」は、信じられないような冒険が始まったり、ドキドキワクワクが止まらないといった内容ではありません。戦時中が描かれますが「戦争とは…」みたいな重い内容ではなく、すずを通じて普通の人の普通の暮らしをのんびりと丁寧に描いています。常に何かに追われて急かされて過ごしている我々にとって、ちょっと一息入れてゆっくりしたいときに絶好の作品だと思います。しばし多忙な日常を離れて、余裕を感じて癒やされたい方にぜひオススメしたい作品です。

キャンペーンを利用して購入する場合は、まとめ買いではなく1冊づつ購入してください。

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