日常でコーチング力を高める方法

コーチング
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コーチングのワークショップやセミナーなどに参加すると、その場ではコーチングができても一旦日常に戻るとつい忘れてしまいがちです。何事にも言えることですが、上達するには日頃からの訓練が必要です。

また、コーチングはセッションから離れたところ(つまり日常)で、本当の効果を発揮するとも言われています。

今回ご紹介するのは、この考え方をコーチングを学ぶ上で応用したものです。日常でコーチング力を訓練するにはどうしたら良いか、いつも私なりに実践している方法です。

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具体的な方法の前に、まずはコーチングの本質的なことについて説明したいと思います。

コーチングは結局のところ、人と人の関わりの中にあるものです。その関わりの中から、人が自発的に行動することをサポートするのに有効なやり方を切り取って、名前を付けて使いやすく並べたものだと考えています。

傾聴などのコーチングのスキルを使わなくても、人と人の関わりのすべてが学ぶべき価値のあるものだと思っています。

ポイントを紹介します。それは、色々な人同士のやり取りをコーチングの目線で観察することです。

実際に人が話しているところを観察したり、テレビやラジオ、DVD(BD)などでニュースやドラマ映画を観たり、あるいは漫画やアニメでも構いません。質問の種類(クローズド/オープン)やスキルについて意識して集中します。実際には「良い質問だな」「ここで反映がきた」「これは良い表現だから使ってみよう」などと観察しています。

特にオススメなのが、インタビューの映像です。インタビューする人が投げかける質問や、インタビューされる相手が質問に答えたあとのリアクションにコーチングのスキルがたくさん現れますので大変参考になります。アナウンサーの方たちは傾聴と質問がかなり上手です。

テレビ番組では、現在放映している「SWITCHインタビュー達人達」がオススメです。

スイッチインタビュー
異なる分野で活躍する2人の “達人” が登場。29分×2週連続(EP1&EP2)で、ゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合う。それぞれの“素顔”が見えるだけでなく、通常のインタビュー番組にはない “化...

蛇足ですが、私は「xxxHOLiC」という漫画が大好きです。作者のCLAMPさんが人の関わりを重要なテーマにしているらしく、登場するキャラクターの心理を丁寧に描いていてとても参考になります。コーチングのスキルや考え方がたくさん登場しますので、コーチングを学びたい方に自信を持ってオススメします。

ただし、気をつけて頂きたいのは、何でもコーチング目線で見すぎないということです。ずっとコーチング目線で見ていると、傾聴を長時間やっているのと同じで疲れてしまいますし、好きな番組などが楽しめなくなります。

好きな番組や本などはコーチング目線を外して思い切り楽しんで見るようにするなど、何事もほどほどにした方が良いでしょう。

あなたも日常の色々なやり取りを、コーチング目線で見てみませんか?

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