以前から気になっていた、Testosteroneさんの「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」がKindle Unlimitedの読み放題対象になっていたので読んでみました。
各章がTestosteroneさんの語録から始まり、本文は会話形式でTestosteroneさんが筋トレの効能を(わりと強引に)説きつつ、久保孝史さんが科学的な根拠を示していき、福島モンタさんが場をまとめる構成になっています。また、章の合間に実践者の漫画が挿入されて、筋トレの効能を確かめることができます。
脳に与える影響や、睡眠、ダイエットなど、筋トレの効能が盛りだくさんですが、本書で私が新たに得られた知見は以下の内容です。
- 朝はたくさん食べて、夜は食べないほうが良いという根拠はない
- 筋トレで体が固くなることはない(むしろ柔軟性が上がる)
- タンパク質は、食事誘発性熱産生として総カロリーの30%を消費するので太りにくい
筋トレの効能のみで一冊まるごと経験則+科学的根拠という内容で、実際のトレーニング内容はほとんど出てこないにも関わらず、科学を信奉している私は思わず納得して筋トレを始めようと思いました。
また、Testosteroneさんの言葉は大真面目だと思いますが、どう考えてもふざけているようにしか感じられないので、筋トレネタ本としても楽しく読み進めることができます。
運動をしたいけど現在できていない人で、経験談に加えて科学的な根拠が欲しい人にはもってこいの本だと思います。
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